沖縄はすでに梅雨入りしていますね!


本州もじきに梅雨味入りが発表される

ことでしょう


毎年のことながら、

ジメジメした季節が到来します


湿気による機械が故障し、

人間もまた体癖(体質)の違いにより

影響を受けやすくなる人がいます


ですが、

私たちは自ら体の調整ができるようになって

いるのです


けれど、

その体の構造を使わず壊す人がいるのも

事実です


受け身では、自動調節機能を動かすことは

できません


梅雨になると、

どういう体が故障を起こしやすいかと

言うと、

湿気で皮膚が包まれることで、

一番影響を受けるのは

泌尿器と呼吸器です


普通は

あまりにも湿気が多いと

蒸し暑く、息苦しく感じます


蒸し暑い時は、

体を積極的に動かして、

息苦しく重怠い時は、

深く深呼吸をすると薄らぐ


例えば、

思い切って大股で5、6歩歩けば、

怠いのが取れます


坐骨神経周辺の筋硬直が

その怠さの原因であり、

息苦しいのはその影響ですので

お尻から太ももの裏筋肉にかけて

思いっきりぐ〜んと伸ばすように歩けば

体がギュッと縮んでいたことが判ります

 

体癖(体質)でいえば、

八種と六種の体は特に影響が深く、

取り分け八種体癖者は

大股で歩いても深呼吸をしてもダルい、重いが抜けない


けれど、

体を左右に軽く捻ったときに

捻りにくいその方向に思いっきり捻り、

息を吐き堪えて不意にフッと吐きながら、

体を正面に返すという運動を二、三回行えば、

そのダル重は感じられなくなります




ちょっとした工夫が大切です


六種体癖の人は、

胸椎三番、四番の肩甲骨間の運動をすると、

楽になりますが、

湿気で重くなった気分を取ることは難しい

ですが、活元運動(延髄刺激法)を行えば解消されます





梅雨期の風は、

汗を体内に引っ込めたことによる捻れ風邪


四月の頃と違い捻れ体癖の人に多い


梅雨期は、体が冷えやすい時期であり

かいた汗を乾いたタオルで拭わず

そのまま放置することで冷えます


扇風機やエアコンによる冷たい風に当たるのも

厳禁です!!


もちろん明け方の低い気温から冷やすことを

防衛することも大事ですので、

眠る場所を窓から離すように心掛けましょう!


胃炎の「すぎる」の痛みは、

食べすぎ、胃を働かせすぎの「すぎ」です


二宮先生が言う、

[胃炎の人は傷ませておいたら、いい ]

と言うのは、

自分に甘く不摂生でコントロールできない体

にしてるから


食べすぎたなら、一食抜いて

胃を休ませればいい


お酒も 飲みすぎるなら

休肝日を作れば それでいい


のに言い訳して

「まだまだ大丈夫だ!」

なぁんて思っているから これに至る


そんなんだから

手軽に買える薬に手が出る


それらしい

「飲んでおけば、いいのにぃ」という

飲料水系に誘導される 


これからの季節

気温の上昇とともに

【食事の量を減らしていく】のが

自身の健康を保つ秘訣


エネルギーが一番ある時は、一番痛い!!


整体ならば、

「食事の量を減らしてくださいね」と、

指導をしていきますが、

操法であれば 

胸椎の7•8•9を輸氣します


それ以外は、

水を小まめにちびちび飲む

とか

冷たい風に当たって汗を引かさないで

とか 

体を冷やさないように

…とお伝えしています


とても簡単なことだけれど、

案外 その簡単なことができないのは、

何かあれば 【薬】を飲めばいいやと

考えしまうから


【薬】が体を良くしてくれるのではなくて

自身の体に[治る力]があるから

治っていくのですよ!!


体を悪くする要因の一つに

薬の飲みすぎがある


手軽に手が出る国承認の

薬物依存症の人が  増えている 


【過ぎたるは及ばざるが如し】って

本当にそうなんですよ!


代表的なものに

☆降圧剤

☆睡眠薬(導眠剤)

☆鎮痛剤…特に小さなお子様も抵抗なく飲んでいる、飲まされているのが現状でしょうか

 

最近また

高齢者の車の事故が増えていますが、

年齢云々ではなくて、

薬を何種類飲んでいるかが問題なのです


ですから、

そういうモノに頼らず生きている

高齢者にとっては

車の運転は頭の体操になるのです


免許を返上した途端に

ボケがひどくなる方もいらっしゃいます


体が酸化するのは、糖分の摂りすぎ

         ↓↓

・老化物質が増える

・骨折しやすくなる

・頭がボケやすくなる

 

⚠砂糖、お菓子、白米、果物(品種改良により糖度が増している)ので、摂りすぎ注意です


また

歳を取ると骨盤が開く傾向にあるため、

小指側に重心が掛かり

足の親指を刺激することが減ります


これも頭のボケに繋がる


食べすぎることで

胸椎7•8•9番が盛り上がり、腫らすことで、

背中が曲がってくる


同じ姿勢で、畑を耕しているから

曲がるのてはなく

食べすぎが原因


食べすぎれば、栄養過剰になり

便がは緩くなる


下痢までいかずとも

緩くなっているのを勘違いして

ここでも薬を飲んでしまうと

さらに悪循環の始まりです

 

くれぐれもご注意くださいね!!  


皮膚のトラブル…って、 色々 あります


そんなとき どうしてますか?


薬を使う???

まぁ、一般的には それしか思いつかない?


皮膚は、

呼吸器の一部であり、

その関係性は呼吸器だけではなく、

泌尿器や頭とも関連があります


皮膚が壊れる原因の一つに

眠りが浅くなることが挙げられます


眠りが浅くなれば

呼吸も浅くなり

頭の疲労も

体の冷えも 関わってくる


それをトータルに変えていくことが大切!


アトピー・湿疹など目に見える皮膚トラブル

体内に蔓延るポリープ

もしかり

水虫にも効果がある

恥骨の調整は、野中操法とも呼ばれるもの


恥骨の角(上部)の硬いところ

痛いところ

または

ヌルッしたものを捉えて

愉氣(輸氣)をして弾く 


愉氣(輸氣)は、その人に氣をつけること

念を送るのではなくて、ぽかんとただひたすら

意識のみをそこへ集注させる


眠りを変えるなら、

頭部5番(首から頭へ辿っていくと一番出っ張った処)

呼吸中枢を司る


ここは体温調整中枢でもあるので 

絶対に冷やしてはいけない!!

 これからの時期は、気を付けてください。


強打すると即死を免れない処


を愉氣(輸氣)すると、大胸筋が緩む


アキレス腱に愉氣(輸氣)してもいい!!


皮膚関連でいう発汗中枢は、

胸椎5番に愉氣(輸氣)する


因みに汗が出過ぎて困っている人は、

腰椎5番の異常


皮膚が荒れている人は、

汗の質が悪く

ベタベタした汗をかいているので、

さらっとした汗に変えることが大事!


体液の循環を良くするのであれば

胸椎10番の三側に愉氣(輸氣)をする


胸椎10番と腰椎3番は、泌尿器系   


頭が疲れて過敏になっているのであれば、

腰椎1番へ愉氣(輸氣)する


このことから、

【皮膚が壊れているのであれば、

眠れるようにしてあげることが大事!!】

 

過ごしやすい季節になり

子どもたちは外で遊ぶ機会が増えてきます


ということは、

子どもが怪我をすることも増えてくる


整体では、

打撲というものに一番気をつけますが、

中でも打撲の「速度」というものが

大切です


例えば

「足を滑らして階段から転げ落ちた」

というときでも

階段の上の方からゴロゴロと落ちた場合と

最後の二、三段で足を滑らせて

ドスンと落ちた場合では

最後の二、三段で足を滑らせた方が

体に及ぼす影響は大きいのです


上から落ちた方は、

全身ぶつけて痣ができ怪我も

派手に感じますが

最後に足を滑らせて「あっ」と

思った瞬間に床に体を打ちつけた方が

その衝撃に体が対処できず、

体調全体のバランスを崩すことがある

のです


階段の上から落ちたときは、

瞬間的にからだに力が入り

身を硬くて転げて落ちて来るけれど

「あっ」と思ったときに滑り落ちるときは

反射的に体を守る体勢が取れないからです


受け身が取れているか

取れていないか

の差はとても大きいものです


そのように速度の速い打撲は、

一見あまりひどい怪我ではない

と安心しがちです


血も出ず腫れもなければ

痛みもそれほどでもないと 

思ってしまいますよね


けれどしばらくすると

体の奥の方から痛みだしたり、

熱が出たり、

気持ち悪くなったりと

全体的な変動として出て来ることが

よくあります


そのような打撲を見極めるときは、

「脈と呼吸を見る」ことです


人は誰でも「吸って吐いて」という

一呼吸の間に 四回くらい脈を打ちます


これを【一息四脈】といって、

生命が生まれながらに持っている

自然のリズムなのです


この「1対4」というバランスが

保たれていれば、

ひとまず安心できます


ですが、

「1対2」「1対8」であったならば

注意が必要です


その場合は、

骨の変動や内部出血を伴うこともあるので

すぐさま専門家に診てもらった方が

良いでしょう


しかしいずれにしても

打撲においても

まず落ち着いてゆったりとした呼吸で

ぶつけた箇所に手を当てることが、

何より一番の手当てです


じっと愉氣をしてもいい

やさしくさすってあげてもいい


この最初の手当てをしたか

しないかで

のちの変動(または経過)がまったく異なるので、

これだけはぜひともやってほしいものです


 *打撲してすぐは 、

ワーッと泣いたりして

子どもが落ち着かない間は

数えるのが難しいので、

子どもが泣き止んで落ち着いてきたら

確認しましょう*


手を当てるという行為は、

ケガを心に残さないようにし

体と心は一つのものだと考えられて

いるからです


《《脈を数える時の場所》》

・手首

    親指側に指三本を置き中指で脈を感じます

・首

    耳たぶの下端に小指が来るように、

    全指をペタッと置き、中指辺りで脈を感じる

 

《《呼吸数の数え方》》

「吸って吐く」を1回と数え、

  胸やお腹の動きを見ながら一分間測定する


   吸息<キュウソク>で 約1秒、

   呼息<コソク/吐き>で 約1.5秒

   の後の休息期が 約1秒で一息=3~5秒


    成人の場合は、一分間に12~20回が正常


     正常値は年齢によって異なり、

     新生児では、35~50回

     乳幼児は、30~40回


[数え方の方法]

①10秒くらい呼吸を観察します

②規則正しい呼吸になっていることを確認する

③「一回の呼吸が何秒掛かっているか」を判断します

     (仮に×秒/回とする)

④60(秒/回)を × (秒/回)で割れば60/×=呼吸数(回/分) 

    になる


例えばこの式に当てはめれば、

約10秒で時計を使わずに呼吸数を割り出せます


一回の呼吸が2秒 → 30回/分

(かなりの頻呼吸 → 死にそう)


一回の呼吸が3秒 → 20回/分

(頻呼吸 → 危機意識を持って診察する範囲)


一回の呼吸が4秒 →15回/分(早めの呼吸)


一回の呼吸が5秒 → 12回/分(正常な呼吸)


一回の呼吸が6秒 → 10回/分

(ゆっくりめな呼吸/穏やかな呼吸)


一回の呼吸が10秒 → 6回/分

(徐呼吸→止まるかも?)


《《一息四脈の数え方》》

呼吸数と脈拍数は、それぞれ別々に一分間数えます


念の為 2回数えておくと正確なデータが取れます


数値の出し方は、

一分間に数えた脈拍数が『72』だったとして、

呼吸数が18のときは、

〔脈拍数:呼吸数=72÷18=4〕となります


☆「3.5~4.5」の範囲なら、正常です

       高熱が出たときは、「5」ぐらいになりますが、

       それだけ体が強張っているからです


        熱が下がると時は、平熱以下

        その時が、体の休養期間ですので

        熱が下がったからといって動きださず

        安静を保ちましょう


★「2」「6」「8」前後は、警戒が必要


 ・後頭部の打撲時に

      「一息二脈」(脈が少ない方が危険)


・「2」=呼吸が速いか、逆に脈がゆっくり打っている

・「8」=呼吸数がとてもゆっくりなのに、

                脈がものすごく早打ちしている